私が倒れたときの様子

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以下は私が倒れたときの様子をのちにFacebookに投稿したものです。

 

題名-Iphone-2013.7

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walkingを兼ねて
iPhoneの修理で三宮に行きました。

そして待つ事30分、パーツの交換だけで
簡単に直りました。

携帯(iPhone)が無いと不安ですね・・・

今日は私が倒れた時の話をします。

その日は図面を描く仕事も無く
朝10時半とかなり遅めに目覚め、
1時間後には事務所に妻が出ていくのを見届けながら
自宅兼事務室の自分の部屋で、相変わらずPCで
ニュースだのTwitterだの、あまり意味のある
読み物をしていた訳もなく、只時間を潰していました。

12時半頃でしたか、左目に何かが弾けた様な、
そんな物が見えた気がしました。
(気がしただけかも知れません。)

「何かおかしいぞ・・・」
と思った次の瞬間、マウスを持つ右手は動かなくなり
朝から何も食べていなかった私は
「低血糖気味なのか?」
と、すぐに椅子から立ち上がりました。
秒単位で、脳出血は未だその瞬間では
右足は動いていました。

冷蔵庫まで歩いて行きますが少し足がついてきません。
冷蔵庫の前で食卓の椅子を近くに引き寄せ、
椅子に座ったまま何か飲むものはないかと
中を物色し
「ビールはあるけどまともな飲み物はない。あほ妻が!」
と心の中で文句までたれていました。
それだけ、痛みも痒みも無かったと言う事です…

冷蔵庫を閉め部屋に戻りますが今度は足が益々ついてきません。

冷蔵庫から3歩ほど歩いたところで前から転倒しましたが、なんとか
周りの物に掴りながら元のPC前の席に着いた私は、
この只事ではない状況を電話し、救急車を呼んでもらおうと
直ぐ様iPhoneを手に取り、妻に電話しました。

煙草でも吸って落ち着こうと吸った煙草は、なんだか味がおかしく
2・3服で消しました。

15分程でサイレンの音が近づくのが聞こえ、やってきた
救急隊員の簡単な質問と、私の事が分かるように
運転免許証・保険証の提示で近くの中央市民病院へ搬送されます。
冷静でした。まさか脳出血と思っても無かったので。

病院に着き、そこから意識はありません。
目覚めたのは1日後か2日後か、集中治療棟のベットの上でした。

発症、そして集中治療まで1時間程だったと思います。

この病気はどれだけ早く処置を受けれるか時間との勝負と
ネットでよく見かけますが、それでも重い障害が残りました。

こんな風に、携帯が手元になければ妻が帰ってくるまで
発見されなかったでしょう。

もっと意味が分からないのは、6月19日に病院に運ばれ
その2日後の21日には携帯しか持たず病床に就いていた私が、

FBで某校長の「街中で音楽」の記事に
「いいね」を付け、その次の日も普段と変わらなく
友人のUPするお昼のお弁当の写真に「いいね!」をして
自分が本当にそう思っていたんでしょう。いいね!を連発していました。

集中治療室から普通の病棟に移るまで1週間近くいたと思いますが、
自分のアクティビティを見て本気で「こいつはあほちゃうか!」
と呆れる程です。

病院を移りしあわせの村からも記事を投稿し、脳出血の腫れが引くのに
2か月掛かるのに、1か月後にはコメントを書き写真をUPしている。
これには誰にも気付かれてなかったようです。

集中治療室から「私倒れました。ヤバそうです」なんて呟ける思考力が
ありませんですから、なにせ脳のダメージですから。

とにかく、身近のテクノロジーに随分と助けられた気がします。
何気なく使ってるToolと、過去の病床日記でした。