ことばのリハビリテーション

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__ 1 __ 2 __ 4 __ 3脳出血などの脳卒中、脳梗塞と診断されると、理学療法士(Physical TherapistまたはPhysio Therapist)略称: PT、作業療法士( occupational therapist)略称:OT、言語聴覚士(Speech-Language-Hearing Therapist)略称: STの三人の療法士にリハビリテーションを受けることになるが私も入院していた時、この言語聴覚士(ST)にことばの障害(失語症や言語発達遅滞など)、きこえの障害(聴覚障害など)、声や発音の障害(音声障害や構音障害)、食べる機能の障害(摂食・嚥下障害)を見てもらっていた。

STのリハビリの時間は他の療法士と違って個々がデスクワークするような部屋が用意されており、その部屋でクロスワードパズルをやったり、簡単な物語を読んで出てくる物の名前を答えたり、ほかの療法士がからだのリハビリに対しSTは脳のリハビリ的な印象を最初は受けた。

テキストや教材は幼児向けのイラストが入った、とても大の大人が真剣に取り組む代物ではないが、幼児の様になってしまっていた私の脳は真剣に取り組んだ。思考力を限界まで使って。

なかでもことばの障害は今でも気にするところであり、単語が出てこなかったり、考えていることを口にするタイミングが遅かったり、口も手足同様、動かすのに力がいった。(このニュアンス、分かります?)

昨日は友人に招待されて、おめでたい結婚披露パーティーに出席。大勢の方と話す機会は大変ことばのリハビリになるため、先日の某大学の懇親会に誘ってくれた友人に付き添ってもらい、山の手の高台にある結婚式場に行きました。
新郎のTさんは私が倒れる4日前に会ったきりで、感激もひとしおでした。
話す障がいは大分回復したようで、ほかにも立ち姿のチェックなど改善した点を垣間見ることが出来、最近外出することが多くなった私ですが、多く社会参加が出来ているのも同級生の友人Fさんと、音楽つながりの方達のおかげです。

結婚披露パーティーの後こちらも倒れる4日前に行った友人のBarでワインを飲み、欠けていたピースが私の中で徐々に埋まっていきます。