覚醒

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昨日おかしな夢を見た。

ある落語家から家族が写った年賀状が届き、それを見せて私はこう言っている。

「この落語家なぁ、僕の親戚なんで年賀状送ってくれてん。おばあちゃんのおばあちゃんの従妹が、その人の親戚やって」

一体どれだけ遠い親戚なのか? 私も夢の中で妙に納得し、親族と呼べない位遠い血の繋がりなのに、昨日までは好きでなかった落語家を、その事実が分かったとたんその落語家を「好き」と思っている。

 

「人類皆兄弟」を夢の中で疑似体験したような感覚だった。

どう思ったか目が覚めて思うに他人と思っていても、どこか遠くで「親戚」(ここで言う親戚は民法上の親戚ではなく、あくまで例えです)かも知れないから、そう考えて世界の全てを好きになりなさい。と、言われている様だった。

目覚めに、「悟り」を開いたのか?

夢の話でした。

ka