片麻痺 鞄に苦労する
今日はカバンを買いに行きました。
カバンは18年前に買ったウェストバックを、病気で片手が使えなくなってから引っ張り出し、以来ずっと使っています。
片麻痺でも使い勝手の良いカバンをずっと探していましたが、この前からジッパーの噛み合わせが悪くなってきたので、意を決してネットで買い物ではなくて、直接店舗を何件か廻ってみました。
歩いていると地面から熱気がムウっと上がってくる炎天下の日曜日、妻を連れ立って先ずは旧居留地にあるアウトドアショップへ。
入ってからカバンが見当たりません。店員さんに聞くとカバンは2階だそうです。階段で上がろうとしましたがショック。手摺が途中で途切れており、カーブのある階段の手前までしか行けません。
あぁ、酷いわ、2階のしなもん見られへん、差別や、壁に埋まった石づたいに山を登るボルダリングみたいに障害者のアウトドア・スポーツを、今ここでせいちゅうんかいな(´口`*)。
仕方が無いので2階のカバンは妻によさそうなものを持ってきて貰う事にして、1階を見て回ることにしました。
すると偶然にもここで同級生とバッタリ遭遇。
驚いたのはむこうのほうです。普通に家族で買い物を楽しんでいるのに、前から突然杖を突きながら足を大きく横に回して、「毎度」と言い近づいてくる人間がいたらびっくりしたでしょう。
デイサービス(通所介護)を運営なさっておられる同級生はこの日、奥様と趣味の山登りの買い物でした。偶然とは恐ろしい(笑)
結局、目星いカバンはなく次の店へ。
ここでもなく、次の所へ。
ああ、俺のカバン。片麻痺が持てるカバンを求めて彷徨っています。
結構立っている時間も長く、欲しい物の為に執念で歩きます。
で、見つけました。ここは片麻痺で使えそうなカバンが沢山ありました。
何個もカバンをとっかえひっかえ試して、これを買いました。
やはりネットでは自分に合ったジッパーの明け具合だとか、肩から下げた位置加減だとか、ポケットがピタッと薄いのではなく懐の深さ加減だとか、もう分からない事だらけですが、手に持って確かめる感覚は大切で、実物を手にして初めて分かります。
なにせ左手が利き手になってまだ3年ですし…。
遠出する場合はリュックサックで行きますが、取り敢えずの小物を持ち歩いてのカバンはこれを買いました。
なんかね、日曜日に嫁さんと買い物するって久しぶり。
人の多いところにも出るのも訓練です。
前のカバンはヨレヨレになるまで使いました。
新しいカバンは盆明けから活躍してもらおう。
長い間お疲れ様、俺のカバン。
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