昭和の思い出
- 2021.09.02
- 日記
ソーダ水を作る機械。最近よく耳にする。昔、北野町の工務店で大工さんをしていた父が、外国人のおうちに家の修繕でよく仕事に行っていたので、外国の珍しい物を貰って帰ってきた。葉巻のセット、船の舵、中でも幼い私の興味を引いたのがソーダ水の機械だった。時は1970年 昭和45年 自分は6歳、万博がおこなわた頃だ。父が貰った機械を自慢げに私に見せて「ツヨシ、今日はすごいのを作るぞ」と父親に連れられて、今の神戸クレフィ三宮店の南側にあったダイエー1号店で炭酸のボンベを買った。ワクワクしながら家に帰り、水を入れた炭酸の機械に炭酸ボンベをねじ込む。「プッシュゥー」という音をさせながら、タンクに入った水からボコボコと音がしてキラキラ輝く水が出来た。
「飲んでみろ」と父に言われ父と一緒に飲んでみると…今まで飲んだことのない炭酸の喉越し。
めっちゃ美味しかった。
昭和の思い出。
今でも鮮明に覚えています。
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